ブリッジSEという仕事の面白さについて

ブリッジSEの面白い所は、他国の人達と共同でプロジェクトを進めていく事ができる点にあります。違う文化の中で育ち、違う言語を扱う他国の人達は、様々な価値観や物の見方を身につけている場合が多いです。交流の機会に積極的に参加する事で、他国チームの良さをとりこむ事が可能になり、これからの仕事に活かすための良い刺激となります。狭い環境の中で一方的な物の見方ばかりをしていると、ミスを起こしがちになってしまい、新しいアイデアも生まれてきません。ブリッジSEとして腕を上げたいならば、多様な価値観や見方を積極的に学べる環境に身を置くことは良い体験に繋がるでしょう。仕事柄、様々な国の人達と交流を持つ事が可能であるため、学習機会を探すのに困る事はありません。

また、ブリッジSEになると、海外に行ってプロジェクトを進めていく事が多くなるため、国内にいる時とは違う環境で働く状況が増えてきます。海外での活躍を考えている人にとっては、他の国の働き方を身をもって体験できる機会が増えるのが良いメリットとなるでしょう。将来の働き方で迷っている人にとっては、選択肢を広める良い機会になります。ブリッジSEは、日本だけにとどまらず、国外の労働環境を身をもって体感したいと考えている人には、大変面白みのある職業です。

ただ、ブリッジSEには高度な技術や知識、スムーズに橋渡しを行うためのコミュニケーション能力が求められる事が多く、肩にかかる責任が重くなりがちです。しかし、ブリッジSEに必要とされる具体的なスキルを把握し、それを実際に習得することさえできれば、それまでの苦労に見合った貴重な体験ができる職種でもあります。