強みの大型ロールと長尺シャフトはここがすごい

・どこまでできる?大型ロール

大型ロールを加工するためには、機械設備やスペックがどれだけ対応しているかなどが大事な要素となってきます。

パイテックでは研削機も旋盤機も大型のものを導入しているのはもちろん、加工されるものは必然的に重量の多いものになることから、最大で40tの重さにも耐えられる大型クレーンなどの設備も充実しているようです。

対応できる大口径ロールの最大加工径は2,100φ(心間の長さ7,000mmの場合)。特に製鉄や製鋼、製紙・化学などの分野で必要とされている大口径ロールは表面の加工も重要で、円筒鏡面加工から高面粗度加工までさまざまなニーズに高精度で応えてくれます。他社の追随を許さないと自負する超大型ロールの製作実績は多くのクライアントから支持と信頼を受けているようです。

・高難度の長尺製作

動力機械の要ともいえるシャフトは精密さを維持するのが当たり前ともいえる重要なパーツです。

しかし、そんなシャフト製作は6,000mmを超えると急激に加工難度が高くなると言われています。パイテックで製作可能なシャフトの最長は20,000mm(加工径1,600φまで)。この長さになると、しなりやたわみで加工作業は難航するといわれています。

しかしパイテックでは機械設備だけでなく、独自の加工技法を追求し優れた職人が身につけた技術の積み重ねで、難しいはずの長尺シャフトの加工を実現してきたようです。もちろん精度を落とすことはなく、さまざまなクライアントの要望に応えてきたそうです。

難しいと言われてきた長尺シャフトを常に高精度で製作し続けられるのは、挑戦することをあきらめなかった技術者たちの腕と誇りがそこにあるからではないでしょうか。オリジナルの加工技法は門外不出。だからこそどこにも負けない高精度の加工と長尺対応を続けられるのでしょう。

・自信をもって作り続ける大型ロールと長尺シャフト

大型ロールや長尺シャフトは製紙・製鉄などの産業から、原子力発電所や大型船舶など、精密度な公差に対応しなければならない場所などで使われます。

それぞれに対応した機械設備だけでなく、多くの熟練技術者がいるからこそ、他社と差別化できる製品を作り上げてこれたことは言うまでもないでしょう。熟練の技術者は全ての社員の憧れです。常に前を向き、できないことを可能にしていくというバイタリティは、モノづくりの醍醐味なのかもしれません。

他ではできないことをやっているという現実は、社員にとって素晴らしいモチベーションになっているのではないでしょうか。

無理かもしれないと思うような製品の製造も、相談してみたくなるようなパワーと技術力を感じます。長年の歴史からうまれてくるさまざまなアイデアや技術の深さは、出来上がった製品の精度によって証明されているでしょう。さまざまなクライアントから支持され続けているのも納得できるような気がします。

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産業ロールの役割 レベラーロールとは?

・こんなところで役に立っている

普段なかなか目にすることのない産業機械において、ロールはさまざまな役割をもって多くの仕事を担っています。例えば製鉄業。溶解された原料は連続鋳造という設備によって、スラグやブルームといった一定の形の鋼片になります。

冷やされた溶鋼が複数のサポートロールの間を通っていき、一定の大きさに切り分けられます。そのときできるのがスラグやブルームです。

その後、延圧ロールなどで用途に合ったサイズへと引き延ばされます。延圧の方法もさまざまにありますから、それに応じたロールが組み込まれています。出来上がった鋼板を矯正するラインではレベラーロールが活躍しているようです。

製紙業ではどうでしょうか?原料を紙に整えていくには、さまざまなラインでロールの力が必要になってきます。水に溶かされたパルプは網の上に薄く延ばされ整形されます。

それをローラーで押さえつけて水気を取っていくのです。紙は連なるように製造されているため、常にローラーで支えられているともいえます。そのあと乾燥させていくのですが、最終的にロールでしっかりとプレスされて巻きとられて完成だそうです。

日本国内でも大きな産業といえる製鉄や製紙だけをとっても、ローラーはさまざまな過程で使用され、なくてはならないものなのだといえるでしょう。

・パイテックの得意分野 レベラーロール

サクライグループでもこうした産業機械に対応していくため、数多くのロールの製作を行っています。さまざまな産業を動かしていくうえで、機械設備を整えることは重要なことだといわれています。

故障や不具合が頻繁に起きるようでは製造に大きな影響を与えてしまいます。要求されている精度の製品を仕上げ、製造工程がよりスムーズになるよう支えていくのが、パーツを製作する側の技術力であり、プライドなのかもしれません。

パイテックはサクライグループの中でレベラーロールの製作を担当しています。製鉄業において欠かすことのできないローラーの一つであり、アルミなどを加工する場合には高精度な加工も求められます。他のローラーやシャフトの製作などで培った高度な技術には定評があります。レベラーロールも期待を裏切らない高精度なものを常に追求し製作しているそうです。

・パイテックはレベラーロールの品揃えにも自信

パイテックで製作しているレベラーロールはサイズも豊富で、口径も16φ~80φの間の各サイズのほか、90φ以上の製品の受注も可能とのことです。

そんなレベラーロールの製作実績は年間2,000本以上。それだけでなく、短期納品を実現するため、熱処理済みピーニング材を在庫として保有しているのです。レベラーロールを海外へ出荷した経験もあり、どんな要望にも対応できる柔軟さも培ってきました。

製造業の動きをできるだけ止めたくない、そんな思いが在庫を持つことや豊富なサイズで対応できるように準備するといった、企業努力につながっているのかもしれません。

モノを作り上げる楽しさは製造業から

・製造業の今

子供たちにアンケートをとった将来の夢ランキングを見ると、毎年入れ替わりはあるものの、男の子では「スポーツ選手」「医師」「ゲーム制作関連」に続き「ユーチューバー」がランクインしています。女の子への調査では「パティシエール」「看護師」「医師」「保育士」などが上位にランクインしているようです。

そんな子供たちが大人になった時、実際には金融関係や商事などが人気の高い傾向にあるようです。では、世界でも高い評価を受けている、“日本のモノづくり業”製造業はどうでしょうか?

産業革命に始まり近代日本を作り上げてきた根幹には、モノづくりに真摯に向き合ってきた製造業の存在がかかせません。しかし近年人気の業種では上位にランクインすることは少なくなったというのも事実。しかし実際に製造業に携わっている人にとってはこの上なく面白いやりがいが見いだせる仕事のようです。

実際に製造業で働くひとに向けたアンケートでは、「自分のペースで仕事ができる」「ノルマなどもなく雇用が安定している」といった回答が見受けられます。

産業用ローラーなどの生産を行うパイテックでは「アットホームな雰囲気でスキルを身につけやすい」いう声もあるようです。またまた、製造業=肉体労働が多いと考えていた人も、「自動で生産されるので、人は機械のオペレーションがほとんど」ということに驚いたという声も見受けられるとのことです。

・機械産業を作る醍醐味

製造業といっても食品をはじめ自動車や家電などといった身近なものから、企業の工場で使われる産業機械の製造業まで幅広く存在します。それぞれの製造業の中でも細かく枝分かれし、多くの製造業で社会に流通する製品を作り上げているそうです。

身の回りで手にするものだけでなく、例えば電気や水道も供給するためには工場があり、そこにはさまざまな機械が稼働しています。こうした大型の機械も誰かの手によって作られているのです。

産業用の機械を製造することは、人々の生活基盤を支える仕事といえるかもしれません。例えばパイテックでは産業用ロールやシャフトなどを製造していますが、そこで作られた製品は製鉄・製紙業や船舶、また原子力発電所関連の製品となって活躍しているそうです。

人知れず活躍している製品ですが、自分が携わったものが産業において重要な役割を持っていると自負できることは、やりがいにつながります。さらにそれが特別な技術をもって仕上げた製品となれば、より一層手ごたえを感じることができ、それがまた次の製品を作りたいというエネルギーになるようです。

・自分の手で作り出す楽しさを

パイテックでは原子力発電所関連の製品を製作していることもあって、シビアで難しい製品をつくることに向き合うことが多いようです。

そのため、いわゆる“生みの苦しみ”と戦うことは日常茶飯事なのですが、それが完成品を生み出したときには大きな達成感となって返ってきます。その連続が日々体感できるというのが、難しい製品を作り続けている企業の醍醐味かもしれません。

「何かに集中して働きたい」「自分の手で社会の役に立つものを作り上げたい」そんな思いを持っているなら、製造業で働くことがおすすめです。コツコツと仕上げることや、ちょっとマニアックな性質を持っているということも、こだわりが必要な製造業では大切なスキルとも言えるでしょう。

また、アットホームな雰囲気の中で働けるパイテックなら、先輩方にも相談がしやすく、それが自分のスキルアップにもつながるでしょう。スキルが上がればより難しい製品に携われるようになる…製造業の楽しさは日々の作業の中に数多くちりばめられているようです。

将来どうなりたいか。ビジョンで選べる二つの道

・将来の自分をイメージしよう

仕事についてからの自分についてどんなイメージを持っているでしょうか。営業職でバリバリ成績を上げていきたい、誰にも負けないくらい技術を磨きたい、広い視野で企業全体を見渡し運営する管理職になりたい…など、一つの企業の中でもさまざまに枝分かれした分野があります。

希望通りの部署に配属されなかったり、そもそも思っていたのと違う、といったことは完全に避けられるものではないかもしれませんが、事前にきちんと選ぶことができればそういった自体は避けられるかもしれません。

自分のやりたいことや、将来の姿を考えることで、自分自身を活かせる場所を自分で見出していくという事も、就職活動においては大切なことといえるでしょう。例えば、社内での選択肢が明確になっている企業なら、就職してからも自分のやりたいことに集中できるという安心感があるかもしれません。

産業用ロールやシャフトなどを手掛けるパイテックではどのような働き方の選択肢があるのでしょうか?それぞれについてみてみましょう。

・スキルを上げて“匠”を目指す

パイテックはサクライグループの一員として製鉄・製鋼、船舶や原子力発電所関連など、日本の重要産業にロールやシャフトなどを提供している会社です。製造を主体としていることからもうかがえるように、技術者の育成には取り分けて力を入れているようです。

その中で、全ての社員があこがれる“匠”といわれる人がいます。それは、他の誰もができるわけではない熟練の技術や、技法を駆使できる技術者のことです。パイテックが自負する鏡面加工技術などは、最終工程でこの“匠”の腕が振るわれることによって完成するものといわれています。

何かを作る仕事をしたいなら、いずれ自分も“匠”と言われるような技術者を目指したいと思うのもではないでしょうか?

誰もが“匠”を目指せるように、定期的に匠による実践レクチャーが行れたり、技術研究会なども行われています。企業としても技術検定の取得を推進したり、スキルアップのための各種セミナーなどを開催するなど、積極的な人材育成に取り組んでいるようです。

しかし、そのすべての根底にあるのは社内にあるアットホームな雰囲気といえるかもしれません。先輩の匠にも相談しやすい環境や、わからないことは優しくレクチャーしてもらえる環境が、人材を育てていくために一番大切な要因といえるでしょう。

・次世代を担う経営・幹部を目指す

大手企業を取引先に持つことから、数多くの製品を常に作り続けてきたパイテック。その技術力を生かしてこれからも業績を上げていくことでしょう。

しかし、刻々と変わる市場においてただ待っているだけでは、業績を上げていくことにはつながりません。常に柔軟な発想力や、バイタリティをもってさまざまなことに挑んでいかなければならないようです。

そういった会社全体を見渡せる頭脳としてのキャリアへ進む道も用意されています。技術者とは全く違うポジションから、企業の将来を担っていきたいなら、こういった経営幹部を目指すキャリアを選ぶこともできるようです。

明確な選択肢が用意されている企業で、自分の適性を活かしたり、やりたいことを実現させていければやりがいを持って仕事に取り組むことができるでしょう。そうしたことが、プライベートな時間まで充実させてくれるかもしれません。

自分の技術が社会に役立つ、やりがいのある仕事

・技術を磨ける環境

仕事をする上で目標を持つことは毎日のモチベーション維持にもかかせないでしょう。自分がどんなふうに成長していきたいか、キャリアや技術のレベルアップなどちょっとした目標が、仕事に対してどう向き合っていくかという事を考えるきっかけになるのではないでしょうか。

製造業で技術者として働くなら、もっとスキルをアップさせて難しい製品の製作に携わりたいという目標を持つ人もいるでしょう。もし身近に凄腕の職人がいたら是非教えてもらいたい!と思うかもしれません。

パイテックでは原子力発電所関連の超精密な部品の製造を行っているため、それに対応できる高度な技術を持った技術者たちが活躍しているそうです。

職人といえるスキルと工夫で、ミクロン単位の精度が要求されるシビアな仕事をこなしているそうです。そんな高レベルな技術者たちがいる環境なら、自分のスキルアップも早まるかもしれません。

また、パイテックは先輩や上司との間の風通しもよく、アットホームな雰囲気で相談しやすいのだそう。技術を向上させるうえでもコミュニケーションの円滑さは欠かせません。新入社員がレベルアップを目指すために、とてもいい環境がそろっているといえそうです。

・自分の作った製品が社会の役に立つ

原子力発電所関連以外にも、製鉄や製鋼、製紙、化学の分野の大手といわれる企業に製品を提供しています。

その多くが、誰もが身近に使用している製品やなくてはならないライフラインなどを担っています。そんな企業を相手に、できないとは言わないという職人魂のもと、要望通り仕上げる製品は取引先企業を通して多くの人々の役に立っているようです。

これは自分がかかわった仕事だ、あれは自分じゃなきゃ仕上げられなかった仕事だ…そういった思いは誰かの役に立っていると自負することで、何倍もの喜びになって返ってくるでしょう。

しかし、ただ作るといっても、それは簡単なことではありません。どんな分野の製造業でもそうですが、悩みながら進むこともあれば、壁にぶつかってしまうこともあります。だからこそ諦めずに取り組み、仕上げることの大切さやおもしろさを感じられるのかもしれません。

・パイテックが求める人材

難しいことにもチャレンジする精神、マニアックなくらい何かを極めたいという思いがあるなら、パイテックで働いてみるのもいいかもしれません。
情熱をもって仕事にのぞむ先輩方や、高いレベルを要求される仕事が、自分自身の向上心をも高めてくれるでしょう。

日本のモノづくりは世界に定評のある分野です。勤勉な国民性や器用さなどが影響しているのかもしれませんが、こだわりにこだわった素晴らしい製品は、さまざまな分野で常に開発されているとのことです。

そんな一つの文化ともいえるモノづくりを支えていくのも、製造業の大切な役割なのかもしれません。先輩方と共に現代日本の最先端技術に役立つ“職人”を目指してみるのはいかがでしょうか?